【家賃】家賃の値下げ交渉ができそうな狙い目物件とは?!
実は私はこれまで、22回引っ越しをしています。
当然ながら、いろんなと不動産業者と交渉してきました。
また、私が以前勤めていた会社には、不動産事業部門がありましたので、
不動産業界の内緒話をいろいろと教えてもらいました。
ここでは、家賃の値下げ交渉ができそうな狙い目物件について紹介します。
1、空室が多い
アパート・マンションともにいえることですが、全戸の20%が空室になるとその大家さんは赤字になるといわれています。もちろん、大家さんがローンで建てたかキャッシュで建てたかなど条件で変わってきますが、空室が多いと、毎年支払う固定資産税や維持費などの負担が増え、不動産経営を圧迫することになります。そのため大家さんは「一室でも早く入居してほしい」との思いから、値下げ交渉の可能性が生まれます。
2、空室期間が長い
これも基本的には1の「空室が多い」と同じ理由ですが、「他の部屋は埋まっているのになかなかこの部屋が埋まらない」。これは大家さんにとっては、例えば賃料8万円の部屋が2年間空室だと大家さんに入るべき192万円の家賃収入がないわけです。つまり、毎月8万円ずつ損をしている感覚に陥っているのが、大家さんの心情なのです。
3、即入居可
これは、大家さんの究極の苦渋のシグナルといってもいいでしょう。即入居可とは、大家さんは「次の入居に備えて室内のクリーニングや壁紙の張替え、カーペット交換、鍵の交換などの『先行投資』を行い万全を期しているものの一向に入居者が決まらない」と頭を抱えているのです。
不動産業者は、その部屋がいつから空室なのかや、全体の空き状況などに詳しいので聞いてみましょう。
4、築年数
いまはネットで賃貸物件を探す人も多いでしょう。紹介物件には建築年数の記載があります。人気がある物件はやはり築年の浅い新しい物件です。物件の外観写真もスタイリッシュでお洒落なものが多いです。
半面、同じ間取りでも建築年数20年、30年の物件になると古いほど人気がありませんが、まさにそこが値引き交渉がしやすいところです。
ここで大事なことを書きましょう。築年数にこだわらず部屋の中までを見てみましょう。実は大々的にリフォームを行い、外装からは想像できないほど快適な空間である物件があります。
5、入居時期
ずばり、6月~8月までの入居は値引きのチャンスです。理由は「オフシーズン」だから。逆に「オンシーズン」はいつかというと、1月から4月上旬の進学・就職・転勤などので引っ越しする人が多い時期です。この時期は、家賃を下げなくても入居者が見つかることが多く、当然ながら大家さんや不動産会社が家賃の値下げ交渉に応じてくれるケースは少ないです。
一方、オフシーズンになると引っ越しのピークが過ぎ、引っ越しの需要が減っていくと大家さんは「早く空室を埋めたい」という気持ちになります。そのため家賃を下げて募集をし直すこともありますし、値下げ交渉を有利に進められるケースも増えます。
<まとめ>
賃貸物件を決めるには家賃だけではなく、様々な条件があることはわかっています。しかしながら、ここではあえて「格安で部屋を借りる」ことにこだわりました。
生活をしていく上で、大きな負担となっているの家賃です。
その家賃を値切ることができ安くなれば、生活はウンと楽になりますよね。
狙い目は「即入居物件」です。大家さんはどうしても埋めたい空室があって、入居者をほしがっている可能性が高く、値下げ交渉の余地があります。
また、築年数が古い物件で、3月や9月などの転居シーズンからはずれた「オフシーズン」の時期も家賃交渉がやりやすいです。そう、大家さんはオンシーズンに入居者が決まらなかった物件が、次のオンシーズンまで空室になることをとても恐れているのです。
そう、「家を貸していただく」のではなく、「家を借りてあげる」姿勢で交渉に臨みましょう。
考えてください。家賃を3000円値下げできたとしましょう。
2年間の総額はいくらになりますか?
3000円×24カ月=7万2千円
何をしようかな?とにんまりできる金額ですよね?!