【児童手当】国の手当金「児童手当」を見逃していませんか?!
私には子供2人がいます。
これまで国からの手当金である「児童手当」制度で、合計222万円もらいました。
この「児童手当」制度は子育てにかかる生活費を国が支援してくれるものです。対象は日本国内に住む0才から15才までの児童を持つ家庭です。
3才未満および3人目以降の子供なら月に1万5000円、3才以上中学生までの子供なら1カ月に1万円を給付する手当金制度です。(残念ながら高校生は対象になりません)
児童手当の給付は最寄りの市区町村に申請をする必要があります。また毎年6月には「現況届」という前年の所得を証明する書類の提出が必要になることを忘れずに覚えておきましょう。
(娘は中学3年生。児童手当はもうすぐ終わりです。この誕生日プレゼントも児童手当から工面したなあー)
◇児童手当制度の概要◇
<手当月額>
3才未満:一律 1万5000円
3才以上~小学生:1万円 (第3子以降は1万5000円)
中学生:一律1万円
所得制限限度額(*1)を超えた所得のある家庭の児童:一律5000円
扶養家族の数 所得額(*2) 収入額
0人 622万円 833.3万円
1人 660万円 875.6万円
2人 698万円 917.8万円
3人 736万円 960万円
4人 774万円 1002.1万円
5人 812万円 1042.1万円
(*1)所得制限限度額
所得制限限度とは、一言でいうと「稼いでいる家庭は、子供1人の支給月額を一律5000円で勘弁してね」ということです。
(*2)父母のどちらか収入の多い方の前年の所得で判断します。
さて、2018年の国民生活基礎調査概要によると、日本人の平均所得は
552万円、平均所得以下の世帯は62.4%です。厳しい現実ですね。
かわいい我が子の成長は同時に、おむつ代、ミルク代、保育園費、幼稚園費、ランドセル代、勉強机、給食費、塾代、修学旅行費などなど、次から次へと出費生むのが現実です。
そんなときにこの児童手当を安定した家庭の収入源と考えて、上手に役立ててみましょう。子供1人当たり3才未満で毎年18万円、以降中学卒業まで年間12万円もらえるのです。子供が生まれたときから中学校卒業まで111万円がもらえる計算になります。
<児童手当制度の概要(内閣府)>
https://www8.cao.go.jp/shoushi/jidouteate/gaiyou.html
この児童手当をもらい忘れるのは大損ではないでしょうか?!
繰り返しになりますが、児童手当の給付には役所への申請が必要です。そして毎年6月には前年の所得を証明する「現況届」の提出が必要です。忘れてしまうとその年の児童手当はもらえなくなります。子供が小学校に入るまで忘れていたら、それまでの児童手当をさかのぼってもらうことはできませんので、54万円が消えたことになります。
子供のために家族のために、そんな取り返しのつかない大失敗をすることのないよう十分に気をつけましょう!