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【宮崎県立博物館】神話の源流、宮崎の歴史文化と自然がじっくり学べる!

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宮崎県No,1博物館ランキングの宮崎科学技術館から移動し、次はランキングNo,2の宮崎県立博物館へ。

 

その前に、初代天皇の神武天皇を祀ってある宮崎神宮に参拝しました。宮崎県立博物館は宮崎神宮の鎮守の森の一角にあり徒歩で行けます。

 

常設展示場は宮崎の自然、歴史、および民俗の3ブロックからなり、約8000点の資料を展示しています

 

子供の大人も楽しくわかりやすい展示を理念としており、見るだけではなく、聴く・触る・嗅ぐといった五感に訴える体験型の手法を多数取り入れています。

 

友人からこの博物館を勧められたひとつが、テーマごとに再現されたジオラマです。
1Fの自然史展示室導入部の、宮崎県の自然を象徴する照葉樹林のスーパージオラマでは、国内でなく東アジアの情報まで取り込んだ国内最大級のジオラマとなっています。

 

また、森や動物といった宮崎の自然を一同に見ることができます。香りを嗅いで花の名前を当てたり、ボタンを押してクイズ形式の問題にしてあったりと 飽きることがありません。

 

歴史展示室の近代史コーナーには、移築復元した昭和30年代の戦後文化住宅は、高度経済成長期時代前にタイムスリップさせてくれ、どこかでであったような世界観に包ませてくれます。

 

民俗展示室には、1993年に国の重要有形民俗文化財の指定された「日向の山村生産用具」から約800点が展示されています。古代から近代の人々の暮らしを再現してあったり、 狩りから作農、漁業などの道具がずらり展示してあります。全館ゆっくり廻ると2時間は十分に楽しめます。

 

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なお、常設展は無料!
隣接した場所に古民家が移設保存されておりこちらも無料で見学できます。宮崎市内観光で数時間の空きがあれば、ぜひここへ足を運んではみては?
宮崎駅前からバスで10分、入場料無料の子供から大人まで十分楽しめる博物館です。

 

   じゃらんの宮崎の博物館ランキングTOP10 ランキングN0.2

www.jalan.net

 

 

 【宮崎の自然】

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宮崎の沿岸には黒潮が流れ、気候は全般的に温暖です。その温暖な気候から、毎年2月~3月に行われるプロ野球のキャンプやJリーグのキャンプ地としても知られていますよね。

 

しかしながら、日南海岸のように亜熱帯気候を帯びている所もある一方で、内陸部には1700mを超える冷涼な山岳地があり、冬には降雪があるそうです。また、夏には2000ミリメートルを超えるほど降水量が多いので、生物の生息には恵まれた気候です。

 

宮崎の豊かな自然は、昔から人々の生活と文化にいろいろな面で影響を与え、先祖はその恵みを受けて生活してきましたが、近年になって人々の生活が豊かになる一方で、豊かな宮崎の自然は次第に失われていったそうです。 

 

 

【照葉樹の森】

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宮崎の沿岸部の標高1000m以下に生息する照葉樹林は、かつて宮崎県の面積の約88%を覆っていましたが、現在では約2.5%しか残っていないとのこと。それでも環境省の調査では、全国に残る大規模照葉樹林ベスト10のなかに、宮崎の照葉樹林が5カ所も取り上げれら、照葉樹林は宮崎を代表するものとなっています。

 

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東南アジアの照葉樹林は、世界の森林のなかでも温暖で、夏に雨の多いモンスーン気候帯に成立する森林です。

 

【照葉樹林の森】

厚く、きらきらと照り輝く葉をもったタブ・シイ・カシなどの木が照葉樹で、これらを中心とした森が照葉樹の森です。夏は一様な緑ですが、若葉期の春には、それぞれ特有の色合いで森を賑やかに演出します。

 

森の中には草木が茂り、それを餌やすみかとする多くの動物たちが生息し、落ち葉の下には微生物たちのミクロな世界が展開します。

 

森の木々は、害虫や微生物から身を守るためのフィトンチッドという物質を放ち、この物質は人の心を和ませ、健康に良いとされています。いわゆる『森林浴』ですね。

 

【ヤイロチョウ】

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体色は青や黄色、赤、茶など8色からなり、そこから「ヤイロチョウ」の名がつきました。その美しさはまさに照葉樹林の宝石です。ヤイロチョウは夏鳥として、九州、四国、本州へ東南アジアから渡ってくる鳥です。

 

宮崎では奥深い照葉樹林に覆われた霧島山麓の御池(みいけ)周辺などで、独特の「ホホヘン、ホホヘン」という鳴き声を聞くことができます。

 

【キリシマミドリシジミ】(右が雄、左が雌)

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日本で最初に発見されたのが、宮崎・鹿児島両県にまたがる霧島山で、名前の由来になっています。西南日本の標高の高い照葉樹林に生息しています。分布の周辺地域では、羽や形の模様に変化が見られます。幼虫の食べる葉(食草)は、照葉樹林のなかでは、アカガシの仲間が食されています。日本国内でもっとも照葉樹林の生活環境に適している種類です。

 

 

【ブナの森】

宮崎県でブナの森ができる場所は、標高1000m以上の山地帯です。このブナの森の多くは、県北部の大崩山などに分布しています。ブナの森には落葉する植物が多く集まっており、照葉樹林に比べて、四季の変化がよりはっきりしています。そのため、秋には大変美しい紅葉をを見ることができます。

 

宮崎県のブナの森は、日本の一番南に位置し、シキミやハイノキなどの照葉樹林の照葉樹林の植物も見られるのが特徴です。ブナの森には日本カモシカをはじめ、多くの哺乳類、鳥類、昆虫類などの動物たちが、森の恵みを受けながら生活しています。

 

【ニホンカモシカ】

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ニホンカモシカは、ウシ科に属し、シカ科に属するニホンジカとはかなり異なります。ニホンカモシカは、オスもメスも短い角をもち、その角の内部には骨があります。足は太くて、崖での生活に適するよう足の裏に柔らかいひづめをもっています。宮崎県のニホンカモシカの毛は、本州のものと比べて黒くなる傾向があります。

 

【森の恵み】

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照葉樹林の森は、昔から私たちの生活と文化にいろいろな面で影響を与えてきました。私たちの祖先はその恵みを受けて生活をしてきたのです。また、照葉樹林の森は、森の生き物たちを育て、私たちに食料・繊維・材木などを与えてくれるだけでなく、川や海の生物たちの生活にまでも大きな影響を与えています。

 

【森のしくみ】

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照葉樹の森の植物たちは、1年中緑の葉をつけ、活動をが休めることはありません。森の中の木や葉は高い木に守られ、弱い光でも生きられる植物が多く生活しています。森は、動物にとって住みかや餌場であって、森の中の生きものたちはお互い複雑な関係を作って生活をしています。
 

 

【河川の自然】

宮崎県の河川のなかで、県北部の五ヶ瀬川、県南部の大淀川など比較的大きな川は、上流部に渓谷、中流域に広い河原、河口域に干潟をもっていて、さまざまな姿を見せてくれます。流れや流域に住む陸上や水中の生き物はさまざまで、それぞれの環境に応じた生活を営んでいます。

 

【アカメ】

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アカメは、南西日本の宮崎県や高知県を中心に、世界でこの地域のみに分布する種類です。全長1.3m、体重40㎏ほどになる大型の魚類で、その生活場所の大部分を河口域にたよっています。このため、環境の影響を受けやすく、宮崎県では河川護岸や湾岸工事、捕獲などが原因で、生息数が著しく減少し、将来絶滅も心配されています。

 

 

【湿原の自然】

宮崎県の中部に位置する川南(かわみなみ)町や高鍋(たかなべ)町には、小さな湿原が点在しています。

 

この周辺の湿原は、九州でもここだけの植物や東海地方の湿原と共通種多いなど、九州では特異な湿原です。そこには養分をほとんど含まないきれいな水が流れ込むため、モウセンゴケ類・タスキモ類などの小さな虫を捕らえて生活する食虫植物やホシクサ科・ラン科など、やせ地に生存できる湿原に特有な植物を見ることができます。

 

また、これらの湿原にはこれらの植物を餌やすみかにする動物がすんでおり、ハッチョウトンボ・キイトトンボなどのトンボ類や、ゲンゴロウの仲間など、水中生物に特有なものが生活を営んでいます。

 

【ナガバノイシモチソウ】

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水のきれいな湿地にまれに生える一年草で、九州では川南町の湿原にしか分布していません。高さ7~20㎝で葉は細長く、粘液を分泌する腺毛が生え、小さな虫を捕らえて養分にします。7,8月に白い花をえばらにつけます。関東・東海・九州のごく一部の地域に分布しますが、開発や乾燥化、園芸用の採集により絶滅の危機にあります。

 

 

【海の自然】

宮崎県の海岸には、岩の硬さのちがい、河川の海流、波の力などにより日豊海岸や日南海岸などの岩石海岸、宮崎市から日向(ひゅうが)市にかけての砂浜、干潟、潟湖(ラグーン)などの特徴ある地形がみられます。

 

これらの場所では、沖合を流れる暖かい黒潮の影響を受けた海の生物をみることができます。展示されているのは、干潟の生き物、磯の生き物、サンゴの海の生き物、アカウミガメです。

 

 

【サンゴの海】

現在の生物群集による海洋気候区分によると、南郷(なんごう)町と串間(くしま)市にまたがる夫婦ヶ浦は、亜熱帯地域に入ります。黒潮(暖流)の影響を受けているためです。

 

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この湾内には、クシハダミドリイシサンゴなど多くのサンゴがみられます。特に冬は、美しく澄んだ暖かい海の中で、サンゴやサンゴを住み場にする生き物たち、それを餌にする生き物たちの生き生きとした活動がみられます。マンボウもやってきます

 

【オオスリバチサンゴ】

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延岡(のべおか)市の小島である島浦島周辺にもサンゴの群落がみられます。このオオスリバチサンゴは、この海で収集され復元されたものです。

 

オオスリバチサンゴは、サンゴ礁海域にはむしろまれで、温帯域に多い種です。直径1mほどになり、各個体は比較的大きく、直径5㎜に達します。

  

【干潟】

潮の満ち引きによって、水を被ったり、干上がったりする平らな砂や泥からなる海岸が干潟です。陸の砂や栄養分は、川によって河口や沿岸にたまります。

 

干潟は栄養、光、酸素がたっぷりある所で、泥や砂のなかや表面に、たくさんの生き物がお互い関係しあって住んでいます。これらの生物の働きによって、沖に出ていく水がきれいになります。

 

【磯の自然】

宮崎県北部の南北浦海岸にや、磯が発達しています。潮間帯は夏太陽に焼かれたり、冬寒風にさらされたり、波にもまれたり、生き物の生活場所としては大変厳しい環境です。

しかし、その入り組んだ地形がつくりだすわずかな環境条件の差に応じて、多様な生き物たちが生きています。生き物たちは特別なからだの構造や機能、生活上の工夫で環境を克服しているのです。

 

【アカウミガメ】

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大きな赤褐色の甲羅をもつアカウミガメは、体長1m、体重150㎏を超えるものがいます。毎年、6~8月ごろ産卵のために砂浜へと上陸します。この時につけられたタグにより、宮崎県に上陸したアカウミガメは東シナ海まで回遊していることが確認されています。

 

宮崎県の砂浜海岸は、アカウミガメの繁殖地として重要な役目を果たしていて、高鍋町から宮崎市、延岡市、日南市などの海岸が、宮崎県の天然記念物に指定されています。

 

 

【自然史 宮崎の大地をつくるもの】

宮崎の大地は、県北西部の中古生界、県中・北部の新生界の地層が順に北東から南西方向に分布しているのが特徴です。

 

古生界は、シシルル・デモン系と二畳系の地層を中心に構成され、床板サンゴやフズリナなどの化石を産出します。

 

中生界は、古生界の南側に厚く堆積した四万十層群がもっと広い面積を占めています。岩質は、砂岩、粘版岩、頁岩、砂岩、頁岩互層からなり、化石はほとんど産出しません。新生界は、宮崎層群とよばれる地層がもっとも広い面積を占めています。地層は、東に傾斜し、日南海岸では、砂岩、泥岩互層が侵食されて、みごとな波状岩石となっています。

 

宮崎平野は、洪積台地と沖積平野からなり、洪積台地には砂丘堆積物として、姶良(あいら)火山・阿蘇火山・霧島火山群などの噴出物がみられます。

 

【ダンブリ石】

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ダンビュライトともいい、ホウ素を含む珪酸塩鉱物です。宮崎県の代表的な鉱物で、高千穂町の土呂久(とろく)で比較的多く産出していました。硬度が高く光沢もあるので結晶の透明な部分をカットすれば宝石になります。日本においては、土呂久以外では大分県の尾平にわずかに産出しただけです。

 

【ナウマンゾウの臼歯と下顎骨】

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1959年、西都(さいと)市都於郡奈良瀬坂の山中で、ナウマンゾウの臼歯の一部が南九州で初めて発見されました。ナウマンゾウは、今から1.5万年前まで、日本、中国、朝鮮半島などに広く分布していました。大きいものになると背丈2mを超え、草食系で長い牙をもっていまし。

 

 

【宮崎と日向灘の地形】

日本列島には、その生い立ちが記録されており、フォッサマグナや中央構造線はその代表的なものです。

 

宮崎と日向灘にもその生い立ちの記録が地形・地質に残されています。九州山地や霧島火山群・盆地・洪積台地、海底では日向海盆や延岡海底谷群・南海トラフ・九州パラオ海嶺などがみられます。これらは、大陸プレートやフィリピン海プレートの沈み込みなどにともなうさまざまな地殻変動によってつくられていると考えられています。

 

 

【自然史 宮崎の生物】

宮崎県は、九州山地の養分に標高の高い地域に住む寒い地方と共通する種類や、黒潮の影響を受けて暖かい地域に住む種類が混在して、宮崎の動植物を特徴づけています。宮崎に自生するシダ植物を含む高等植物は2300種を超え、知られている動物種だけでも約6000種います。

 

長い地球の歴史のなかで、生き物たちは計り知れないほどの多くの種に分かれていきました。宮崎に住む生き物たちのなかにも新しい種が生まれるきっかけをみることができます。

 

【生きものどのように分かれるか】

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それは、植物の花や葉にみられる個体間の「変異」。ほかの虫に色や形を似せることで自分の身を守るなどの「擬態」。せまい地域に取り残されたグループがその地域独特の色や形をもつようになる「地理的変異」。種間雑種が新しい種の誕生につながることを示した「交配」。分布を広げることで新しい環境での適応を示した「分布圏拡大」などです。

 

【変異】

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【擬態】

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【地理的変異】

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【交配】

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【分布圏拡大】 

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【ヤマドリの地理的変異】

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ヤマドリは、アカアマドリなど5つの亜種があります。九州南部に生息する宮崎県の鳥であるコシジロヤマドリはアカアマドリに似ていますが、名前のとおり腰から尾の付け根に幅の広い白色の羽毛があります。

 

このような違いは、5つのグループ間の行き来がなくなり、独特の形や色をもつようになったためだと考えられています。このような地理的な違いを「地理的変異」といいます。

 

 

【幸島のサル】

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動物の世界で初めての文化的行動が、宮崎県幸島(こうじま)のニホンザルで発見されました。1953年、当時1才のめすのサル『イモ』が、サツマイモを小川の水で洗うようになりました。その行動はほかのサルに伝わり、またその子供たちにも伝わったのです。

 

幸島でのニホンザルの研究の手法は、その後の霊長類研究のバイブルとなりました。なお、幸島はニホンザルの生息地として国の天然記念物に指定されています。

 

 

【宮崎の植物】

宮崎の植物をとりまく環境は複雑で多様です。したがって、宮崎県に自生する植物の種類も豊富です。

 

現在に確認さている宮崎県に自生するシダ類以上の維管束植物は、種が2300を超え、帰化植物や変種・雑種を含めると2800種ほどとなり、その数は国内で特に多いです。

 

これらの植物の分布要素を調べると、日本にしかない日本固有種が約40%、暖かい時期に南方から北上してきた植物を含む南国の植物が約25%、中国大陸中南部と共通分布する植物が約20%となっています。

 

ほかにも、いまよりずっと寒かった寒冷期に北国や、中国大陸北東部から南下してきた寒い地方の植物も内陸部の山地中心に分布し、比較的多くみられます。

 

【ヒュウガアジサイ】

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水のしたたる岩の上に生えるヤマアジサイの仲間で、花は6~7月に咲き、ふつう桃色をしています。ヤマアジサイとは葉に光沢があり毛が少ない点と、生育地が異なる点で区別されています。宮崎県特産の固有植物で、大淀川以北の山地でしかみることができません。

 

 

【宮崎の動物】

宮崎県の動物相は、平野から山地までつながっている複雑な地形と、黒潮の影響を受けた温暖な気候により、暖かい地方と寒い地方に住む多様な動物が混在するという特徴があります。

 

動物相においてこのような特徴をもつ宮崎県では、哺乳類では海に住む物も合わせて約50種、鳥類では留鳥・旅鳥・夏鳥・冬鳥を合わせて約300種、両生・は虫類で約30種、昆虫類で約4500種が確認されています。

 

このなかには、宮崎県が北限のツマベニチョウや南限のニホンカモシカなどの動物も数多く含まれています。また、サダミマイマイやサイトムカシゲンドロウのような宮崎にしかみられない固有種も含まれています。

 

 

【オヒキコウモリ】

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長さ3、4㎝の尾をもつ。宮崎県最大のコウモリです。オヒキコウモリは、これまで国内で捕獲されたことが20例しかありませんでした。ところが日本ではじめて、1997年の春に門川(がどがわ)町の枇榔(びろう)島で集団生息していることが確認されました。まだ詳しい生態は明らかになっておらず、今後、生態の解明が待たれるコウモリです。

 

 

・・・かなり長文になってきましたのんで、後編「宮崎、古代からの歴史~神話の源流」は次回で!よろしくお願いいたします。

 

 

【マップ・施設案内】

www.miyazaki-archive.jp

 

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