【最新版】お金と暮らしの裏ワザ大全

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【保険】3.どんな保険に入ればいいの?

 

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手厚い保障の方がよさそうに見えるけど・・・

 

いつ、なんのためのお金が必要かを考える

 

【かつての保険会社の殺し文句】

「万が一、ご主人がお亡くなりになった場合、その後の教育費はお子さん1人あたり、最低でも2000万円は必要です」

 


【「万が一」とはどんなときか?】

⇒ 収入が長期にわたって失われる場合

   ↑       ↑       ↑       ↑

 『死亡』『ケガ・病気等の療養』『介護状態』『重大疾患における後遺症害や長期療養』

 

以前の保険会社やセールスレディ―は、よく上記のようなトークをしていました。そして、この根拠がありそうでない金額を、長い間日本人は信じてきました。(私は社会人になった年にM生命の保険金500万円の変額保険に加入し、25才のときにはP保険の3000万円の終身保険の入っていました。毎月の保険料は3万7000円・・・まだ独身だったのに大失敗!!!)

 

しかし、もうそんなのんきなことはいっていられない時代です。

 

保険という勝てないギャンブルに挑むには、「いくらの保険金」を「いつまで」用意してはいけないのかを自分の目ではハッキリとさせる必要があります。

 

一時代前よりは減ったかもしれませんが、依然として保険に入る目的がぼんやりしている人が多いので、まずは保険に入る目的から考えましょう。

 

保険に入る目的は、ひとことでいうと、万が一のことが起こった時にお金に困らないように備えることですよね。

 

その「万が一」とは、上記の図のような事態が起きた時です。

 

簡単にいえば、収入が長期にわたって失われる場合です。

 

つまり、お金が入ってこなくなると困る状況に備えて保険に入る、ということです。

 

 

「万が一」に必要な金額を計算してみる

それでは、そのような状況になったときに、なにがどれくらい不足するのでしょうか?

 

万が一のときにいくらお金が必要かを考える上で大事なのは、毎年の家計の収支を正確に把握することです。そしてそのなかから不必要なものものをはぶいていくのです。

 

例えばご主人に万一のことが起こった場合を想定するなら、当然ご主人のお小遣いはいらなくなるし、毎月の生命保険料もいらなくなります。

 

携帯電話代や服飾費・食費だって1人分少なくなりますし、車だって必要なくなるかもしれません。こうして計算した金額に教育費を足していきます。

 

そうして計算した生活費・教育費の合計で支出の年表を作ってみて、はじめて万が一のことが起こるといくらお金が必要かが分かってきます。

 

 

保険でなにをカバーする?

【シミュレーション:もしも夫に万が一のことが起こったら?!】

<生活必需品>

・生活費(水道光熱費・電話代・食費・日用品費・保険料)

・住宅関連費(住宅ローン・固定資産税・下水道料金)

・自動車関連費用(ガソリン代・保険・税金・車のローン)

・教育費(学費・塾費等)

・冠婚葬祭費(お墓・仏壇費用含む)


<いらなくなるもの>

・夫のお小遣い

・夫の毎月の生命保険料

・夫の携帯電話代・服飾費・食費

・車?


<今後必要になるもの>

・高校までの学費∔習い事など→約700万円

・大学までの教育費(私立大学で下宿の場合)→約1000万円

合計:1700万円(子ども2人なら3400万円)

 

以上はある家族のシミュレーション、各ご家族支出の年表を作ってみるとさらに具体的な数字が出てきます。

 

一般的に必要な保険金額の80%は教育費という統計があります。「どこまでを保険でカバーするかを自分の家の事情に合わせて考えることが大切です」

 

 

(ポイント)

どの保険にいくらの保障額で加入するかは、加入の目的をはっきりさせればわかります!

 

続きは次回「実はあなたはもう保険に入ってる?!」で~